飛騨高山雛祭り

春の訪れが遅い飛騨地方では、1カ月おくれの4月3日に雛まつりを祝います。市内各所では3月1日から4月3日まで土雛や古今雛などたくさんの雛人形が展示されますのでぜひご覧下さい。また、飛騨高山雛まつりの期間中はスタンプラリーを開催しており、集めたスタンプの数に応じてステキな景品と交換できます。

目次

雛祭りの起源は、けがれ払いの上巳(じょうし)の節(せつ)

写真:立ち雛

雛祭りを今のような形でおこなったのは江戸初期のことです。その起源は平安時代にまで遡ります。もともとは上巳の節といい、中国のお祓いの行事でした。3月の最初の巳の日に、川で手足を洗い、心身のけがれを洗い清めたのです。この風習が唐から日本に伝わり、神事のお祓いの形に変わりました。草や紙で作った「形代(かたしろ)=人形(ひとがた)」で身体をなでて、災いやけがれを移し、身代わりとして海や川に流したのです。
同じ頃、今のままごとの遊びのような遊びがあり、それを「雛(ひいな)遊び」と言いました。この「雛遊び」と上巳の節の行事が時の流れで結び、江戸時代に現代のような形式となったのです。
形式から発展したものには「天児(あまがつ)」や「這子(ほうこ)」があります。どちらも幼児を守るもので、これも雛人形の始まりのひとつと考えられます。

観光施設

A. 宮地家住宅(高山市大新町2-44)

  • 旧家に代々伝わる段飾り
  • 午前9時から午後4時30分、土曜日・日曜日・祝日のみ開館
  • 無料

B. 吉島家住宅(高山市大新町1-53)

  • 古今雛
  • 午前9時から午後5時
  • 有料500円

C. 日下部民藝館(高山市大新町1-52)

  • 明治雛、御殿飾り 他
  • 午前9時から午後4時30分
  • 有料500円

D. 高山昭和館(高山市下一之町6)

  • 大正時代の雛段飾り、木目込雛
  • 午前9時から午後5時
  • 有料500円

E. 古い町並美術館 山下清原画展(高山市下三之町1-19)

  • 昭和初期の木目込雛
  • 午前9時から午後5時
  • 有料700円

F. 平田記念館(高山市上二之町39)

  • 古今雛、蒔絵雛道具一式 他
  • 午前9時から午後5時
  • 有料300円

G. 飛騨高山まちの博物館(高山市上一之町75)

  • 土川家寄贈の御殿飾り、古今雛段飾り
  • 午前9時から午後7時
  • 無料

H. 高山市政記念館(高山市神明町4-15)

  • 古今雛
  • 午前8時30分から午後5時
  • 無料

I. 高山陣屋(高山市八軒町1-5)

  • 飛騨地方の土雛
  • 午前8時45分から午後5時
  • 有料430円

J. 松本家住宅(高山市上川原町125)

  • 旧家に代々伝わる段飾り
  • 午前9時から午後4時30分、土曜日・日曜日・祝日のみ開館
  • 無料

K. 飛騨開運乃森大七福神(高山市西之一色町3-2021)

  • 飛騨地方の土雛
  • 午前8時から午後5時
  • 有料540円

L. 飛騨の里(高山市上岡本町1-590)

  • 土雛(約800体)
  • 午前8時30分から午後5時
  • 有料700円

お問合先

一般社団法人 飛騨・高山観光コンベンション協会

〒506-0011 岐阜県高山市本町1丁目2番地
電話:0577-36-1011

 

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